強く生きるための曲3選

 
 
 
毎日をできるだけハッピーに過ごそうと思ってるし楽しいこともたくさんある。でもどうしてもつらいことに出会ってしまうこともまぁまぁある。
 
そんなときに聴くことで少しでも気がラクになったり、ポジティブに物事を考える一歩になるような曲を自分用にまとめました。
 
良曲は世の中にたくさんたくさんあって、もちろんジャニーズの曲にも数多くある。わたしもそのときどきで聴く曲は変わる。
 
でもいまのわたしにとくに響くのはこの曲たちで、知らないひとにはぜひ聴いてほしい。しんど…ってときにも、そうじゃなくハッピーなときにも、聴けば優しい気持ちになれると思うので。
 
 
 
 
 
 
 
*ぎゅっと / Sexy Zone
 
 
Sexy Zoneの14枚目のシングル。
初期のSexy Zoneにはトンチキソングのイメージが強かったような気がするけど、大人になるにつれてだんだんと曲の幅も広くなっていって、ついにこんな曲もシングルで歌うようになったんだなぁと感慨深くなった。
とにかく聴いてみてほしい。
 
親しみのあるキャッチーなメロディーに乗せてSexy Zoneがかわいい笑顔で歌ってくれるんだけど、最初から好き。
カメラに手をかけてこちらに笑いかけながら風磨くんが登場して、ひとりずつ増えていくメンバーとハイタッチやら何かしらのアクションを取りながらイントロが始まっていく。
そのあとも2人や3人で歌うところでそれぞれじゃれ合ったりしていて、そんなところから、それこそセクゾンの良さがこの曲にぎゅっと詰まってるなぁと。
あとサビの振りが踊りやすく作られてるのも親しみやすくてかわいくて良いなぁと思う。
 
何より歌詞が良い。
「ぎゅっと」はメンバーの一人である風磨くんが作詞に携わってます。良曲が好きなユニットによって歌われるってそれだけで嬉しいことだけど、Sexy Zoneがこの「ぎゅっと」を歌っているのは偶然じゃない。Sexy Zone以外が歌う可能性は0でありえなかった。なぜなら誰でもなくメンバーが作ってるから。最高だなぁ。
 
 
個人的に好きな歌詞について少し抜粋して話します。
 
 
普通に就職して だれかと結婚して 普通に帰って 普通に眠る
 
"普通"の人生を歩んでないアイドルである彼らが歌うというおもしろさがあるけど、そういう仕事をしているからこそたくさんのひとに思いを届けることができるわけだから、きちんと意味があるなぁと思う。そして普通に生きる人たちに思考を巡らせてくれる風磨くんやSexy Zoneの優しさが好きだなぁとも。
 

自分だけは絶対離さないで

自分にだけは嘘をつかないで

もうちょっと、あともうちょっと 本当の君でいいじゃん

 

風磨くんはいつも自分らしくいることを大事にしていて、それを事あるごとに伝えてくれているような気がする。この曲を初めて聴いたときもあぁ風磨くんらしいなぁと他担ながら思った。
自分に正直に、自分を大事に。簡単なようでけっこう難しい。だからこそ風磨くんが言い続けてくれることで、ときどきハッとしたりしながらもそういう考えをゆっくり、だけど確実に自分のものにもしていけてる気がする。
 

いまもずっと泣いて 今日もずっと泣いて
ここまでやって来たんでしょ 大丈夫

いつでもちゃんと見てるから 大丈夫


「大丈夫」って言葉にはけっこう大きな力があると思う。泣いてもいいよ、一人じゃないよ、っていうメッセージに加えて「大丈夫」って自分でない誰かに言ってもらえることで、不思議と言われる前より安心したり乗り越えていける強さが自分にもあるような気になれる。

 

それでも夜は明けるけれど 君にとっては ツラいんだろうな

 
ここはもう何人ものヲタクが語ってきた箇所だと思うけども!やっぱり外せないよね。
必ず朝はやって来るし時は過ぎる。時間が解決することもあるって少しは分かるようにもなった。だけど。だけど、わたしにとっては何よりも今がつらい。そこの部分を分かるよ、って推し測って寄り添ってくれる優しさがある。
 

明日をちょっと待って

このままゆっくり歩こう

 
上の文章にも繋がるけど、「今」を大事にするからこそ、先を急がずにゆっくり歩こうって言ってくれることでふっと肩の力が抜けるような、気をラクにすることができるような気がする。
 
泣きたいのもつらいのも無理しなくてよくて、自分らしくいればきっと大丈夫。
いまいるのはたしかにつらい現実かもしれないけど、これを聴いてるひととそのひとの周りにあるもの全部ををまるっと受け入れて肯定して、それでも大丈夫だよって寄り添ってくれる。
 
何気なく過ぎていく一日のどこかで、たとえば電車に乗りながらだったり、ゆっくり考えごとをしたいなぁってときだったり。そういうときに聴くのもいいなと思う。
 
そんな素敵な曲です。
 
シングルとして音源が出ていて、歌番組や少クラでも披露されてるのでチェックしてみてください。
 
 
 
 
 
 
 
*Prince Princess / Prince
 
 
ちょっと早いけどKing&Princeデビューおめでとうございます!
6人にはJr.の頃に歌ってきたたくさんオリジナル曲があるだろうけど、そのなかで断トツ音源化してほしいと思ってるのがこの曲。
 
Princeというユニットは女の子の夢見る王子様のような世界観があるなぁと思う。
そんなPrinceの初めてのオリジナル曲が「Prince Princess」で、これもまた歌詞が良い…。音源化してないから公式の歌詞ではないんだけど、もし音源化した暁にはきちんと手直しする予定なのでいまはネットの海から探したやつでご了承ください。
 
 
これも好きな歌詞をあげていきます。
 
 
誰もがこの星の大切なPrince Princess 未来は君の手に託される

誰もがこの星の大切なPrince Princess 扉を開くカギ握ってる

 

この曲はとくにサビが良い。
つらいときにわたしなんか…ってなってしまいそうなところを、あなたもあなたの人生のなかでは主人公で、立派なお姫様/王子様なんだよって教えてくれるかのような歌詞。
 
ボロボロになってもダメダメになっても 立ち直れる君はPrince Princess
ボロボロの涙でビショビショになって立ち上がれる君はPrince Princess
 
ボロボロでも立ち上がれるよ、だって君はお姫様/王子様なんだから。
ここの振りもかわいらしくて好きで、ダメダメのところの手を×にする振りとか、ビショビショのところの手を下に垂らすような振りとか、歌詞と単語とリンクしてるのが良い。
 
踊るように歩くくせが そのままにすり減った クツの底
見た目より重いバッグ たくさんの君の夢 詰め込んで その肩に かけていたね
街の人混みにまぎれながら ラッシュの地下鉄の中に 降りたことのない駅で降り 歩いてみたくなったよ 君と
 
歌ってるPrinceのキャラもあいまって童話のなかにいるかのような世界観の曲だけど、歌詞には等身大の日々の生活っぽい描写もある。
 
前にこの曲は就活してる子に向けての歌詞なのかもしれないねっていうツイートを見たことがある。それを見ていたからなのかもしれないけど、実際にわたしも就活中に悩んでいた頃、ふと何の気なしに流したこの曲を聴いて泣き崩れたことがあったりなかったり。
Princeはみんな声が甘いから、優しいメロディーに乗せてこんなふうに歌われると泣いてしまう…。
 
大人になる前は知っている
 
定期的に思い出すのが、ジャニーさんがプロデュースするジャニーズの舞台で言われる台詞。「子供は大人になれるけど、大人は決して子供に戻れない」。
それぞれの物語の主人公であるお姫様/王子様も、自分がそう思っているあいだだけ、お姫様/王子様たりえるんだと思う。そしてそれは「大人」になってしまったらきっと消えてしまう。*1
 
わたしの勝手なイメージだけど、女の子の夢の代表格だと思われてるものにお姫様になりたいっていうのがあるのかなぁと考えたりする。
綺麗なドレスを着てキラキラ光るティアラをつけて、幸せそうに笑う。そんなお姫様になりたいと夢見て、お姫様の絵を描いたりディズニーのプリンセスの映画を何回も見たり。
でも同じくらいの年の男の子が王子様や王様に憧れてるかっていうとそうでもなくて、武器を片手に正義のヒーローごっこをしてたりするんだよね。なんだか不思議。
 
わたしも小さい頃に読んだ本のなかでたくさんのお姫様に出会ってきたし、ハロウィンではシンデレラのドレスを着てたような気もする。
 
そんな小さい頃のように、いまもその夢の続きであることを王子様であるPrinceが笑顔で許して受け入れてくれるかのような、優しい曲。
「ぎゅっと」がいまの現実をそのまま受け入れてくれる曲だとしたら、「Prince Princess」はその現実をまるっと童話の世界に変えてくれるような曲だと思う。どっちもすごく好き。みんな違ってみんないい。
 
 
少クラで1番も2番も披露されてるはずなのでぜひ。
個人的に2番になるときに転調するのがすごく好きだから、そこも注目して聴いてもらえると嬉しい です。
 
 
 
 
 
 
 
*superman / Love-tune
 
 
Love-tuneの4曲目のオリジナル曲。初の単独横アリ公演で披露された曲。
前2曲が優しく寄り添う曲だとしたら、この曲はつとめて明るく、楽しい世界へいざなってくれるような曲だと思う。
なおこの曲も音源化されてないので確実な歌詞ではないことをご了承ください。
 
 
時が経つのも気にしないで 一日中冒険ごっこしていたように
はしゃいじゃっては転んで ママが来て怒られちゃった 泣きじゃくって パパが来て また笑ってはしゃいだ
 
これもわたしの勝手なイメージだけど「Prince Princess」がお姫様になりたかった女の子の曲だとしたら「superman」はスーパーマンになりたかった男の子の曲かもしれない。
 
いつものバッグを持って いつもの電車に乗り込む 代わり映えしない毎日
笑い方 泣き方 どうしたっけな
What is dream 答えられない そんな大人にはなりたくない
 
繰り返す日々のなかで、ふと気がついたら無邪気にはしゃいでた小さい頃のことも忘れてしまいそうになっていて。でもつまらない大人にはなりたくない。本当にそう思う。
 
 
次はサビなんですけど。この曲はサビが一番好き。本当に好き。ずっと明るい曲なのに、いや明るい曲だからこそ、このサビを聴くたびに泣きそうになる。
 
おしゃれなファッションに着替えちゃって 今夜くらいは踊りませんか
悲しみなんて脱ぎ捨てちゃって 今夜くらいは歌いませんか
 
空にはちょっと飛べないけど
テレパシーちょっと使えないけど
For you I'll be there
 
小さい頃にスーパーマンになりたいって夢見てた男の子がその夢を抱いたまま大きくなって、世界を救うような本物のスーパーマンにはなれなかったけど、今夜だけはあなたのためにスーパーマンみたいな存在になるからって言ってくれてるみたいな歌詞。
 
たぶんそれがこの曲を歌うLove-tuneとそのまま重なって、泣きそうになってしまうんだと思う。
実際にLove-tune一夜限りのスーパーマンとして、わたしを普段よりおしゃれな格好でライブへ向かわせてくれるし、一緒に歌ったり踊ったりして楽しませてくれる。
だから彼らに笑顔で歌われれば歌われるほど、自由に踊って!って言われるほど、今夜くらいはって誘ってくれる優しさに泣きそうになる。
 

忘れられない思い出を 君にあげたい

忘れられない思い出を 君と作ろう
忘れられない思い出を 君がくれたよ
 
相手ありきでやっと夢見たスーパーマンになれるような、そんな主人公だからこその歌詞な気がする。
個人的にLove-tuneはすごくライブが上手なユニットだと思っていて、それをふまえるとこの曲の魅力が増すとも思ってる。
この曲を生で聴けたのはまだ横アリでの1回しかないから、もしかしたらそのときの印象が強いのかもしれないけど、この「忘れられない思い出」が実際にこの曲を耳にするライブでの思い出だったらすごく良いなぁ。
 
この曲は情報局の局動画(#21)と、5/11(再放送は5/13)の少クラで見られます。見られる方はぜひ…!
 
 
 
以上、強く生きるための3曲を挙げてみました。
 
 
 

*1:サン・テグジュペリ星の王子さまが好きなんだけど、そういう世界のなかの大人ってとてもつまらなさそうに見える