未来から呼ぶ声

ドリボとえびの大阪公演が終わりました。相変わらず安井くん中心に見ているけど、だんだんLove-tune担であることにも慣れてきて毎日楽しい。

今年結成したばかりのLove-tuneは、春にクリエがあって、夏はサマステとえび(代々木公演)のバック、そして秋にもドリボとえび(大阪公演)のバックとさっそくお仕事づくしで充実してた。

クリエ(5月)とサマステ(7月下旬)のあいだはけっこう空いてはいるんだけど、その時期に正式に7人とぅーんになったから気持ち的にはずっとドタバタしてたなって感覚。
それくらい盛りだくさんだった日々もやっとひと息ついて、ここから約2ヶ月は個人のお仕事があるひとはひとりで外に挑む時期になっていく。

半年間を振り返ると本当にあっというまで、見てただけのヲタクがそう思うくらいだからリハとかも含めるとLove-tuneの子たちはきっとさらに忙しくて目まぐるしい日々を過ごしていたんだと思う。単に時間的なこともそうだけど、Love-tuneであることを早く確立させて周りに認識させて、結果を残さなければっていう強い思いもあっただろうからよけいになりふり構わず全力で駆け抜けていた気がする。


テレファンクロスで安井くんが「グループ結成から約半年、いろんな方が盛り上げてくれて」と言っていたように、Love-tuneはいろんなところで名前を出してもらって早くも周りに愛されているみたいだった。

現場が多いだけでなくそれに引っかけてテレビ誌に載せてもらうことも多かったり、体育会TVでLove-tune7人の紹介をしてもらったり、PON!のおとなりJr.では過半数のメンバーが出演させてもらえたりと本当に恵まれていた。Love-tuneのメンバーのもともと得ていた信頼や期待度の高さもあったんだろうし、Love-tuneになってからさらに増した本気度が周りに伝わっていたなら何よりだなと思う。

本人たちの熱量と勢いと周りひとの後ろ盾によって無事にここまで進んでくることができて、周りの人たちにも感謝の気持ちでいっぱい。

そんな短い半年間でも一緒にいる時間が多ければその分関係性も深まるわけで、まだ探り探りだった夏を思い返したりしながらようやくLove-tuneLove-tuneでいることに慣れてきたんじゃないかなと感じることが多くなってきた。


Love-tune全体の雰囲気としてはいい意味であまり最初の頃から変わってないような気がする。ハッピー感満載でいつでもげらげら楽しそうで、でも仕事に対して手は抜かないし言いたいことは言う。萩ちゃんはみんなの支度が遅いたびキレるしさなじぃもれおの無差別いたずらに引っかかればキレる。そんな7人でいるときの楽しそうな笑顔ややり取りの数々にこちらもどこか安心感を覚えるようになったから、仲の良さは深まっているんだと思う。早くも一緒にいることが当たり前かのような雰囲気さえ醸し出してくるからもっと前から組んでたんじゃないかと錯覚しそうになるくらい。

ダンスの揃い具合とかはまだ難しそうだけど、安井くんが「揃えるところはきっちり揃えなきゃ」と口にしていたから揃えようという意思がきちんとあることは分かったし「『ドリボ』でもそこを頑張ってるけど、まだまだ」と冷静に見ていたから、7人ぴしっと揃ったダンスが見られることを今は首を長くして待っていようと思う。成長していく過程を見られるのも結成から見ているひとの特権だし、今は今で大切にしたい。

ダンス以外にも、ドリボの役は個人の設定がしっかりしていて何度も話し合って決めたんだろうなと想像できたり、演じ方を公演中に変えていったり日替わりコントを考えたり、単にステージで見える部分以外でも手を抜いたところを一切見せない姿は秋も変わらなかった。

Love-tuneに対する個々の考えとしては、自分自身のことはもちろんがんばるけどLove-tuneのことも大事にしたいという姿勢が見てとれるメンバーが多くて嬉しかった。Love-tuneのためにできることを考えているメンバーの様子を見るとLove-tuneへの深い愛を感じる。

とくにそれを感じたのは、もともと普段からLove-tuneのことを1番口にするのが最年長の二人っていうのが好きで頼もしく感じていたんだけど、ここ最近、真田くんが自分よりもLove-tuneを基準としていろんなことを考えてることを知ったときだった。おそらく真田くんの中ではもうすでに、個人のうえにLove-tuneが成り立つというよりはLove-tuneがあってその中で自分が成り立っている。

そこまで本気で、そこまでLove-tuneを愛してるひとがメンバーにいるのはなんて心強いんだろう。いろんな考え方があるけど真田くんのLove-tuneへの愛の形のひとつはきっとここに現れている。これから他のメンバーのLove-tuneへの愛ももっともっと知っていきたい。

 

メンバー同士の関係性という観点では、誰と誰がどこに遊びに行ったとか、みんなで誕生日をお祝いするっていうかわいらしすぎる決めごととかそのためにみんなで顕嵐へのプレゼントを探し回ったとか、そういうのが機会さえあればいくらでもエピソードとして出てきそうなところがほほえましい。プライベートとは別に仕事の話になっても、美勇人さんが「何かあった時の真田&安井みたいな感じで、上二人が全責任を負ってくれるので、自由にやらせてもらってます」って話をしていたり、「モロを嫌いな人はいない」とみんなのあいだに立ってくれてるモロを評価していたりと、実際に言葉になってこちら側に届いていること以上にずっと深い部分で繋がっている、信頼のできる仲間同士なんだろうと伝わってくることが素敵だと思う。

 

今までほぼ一緒に仕事をしたことがないメンバーもいたなかでひと通りメンバーの性格が分かってきて、関係性も落ち着いて、今やっと、Love-tuneは満を持してカードが出揃った状態なんじゃないだろうか。他のユニットと対等に戦えるだけの最初に必要な武器を手に入れてスタート時点に立った状態、ここまできたらもうこの先はいつも口にしている「Love-tuneらしさ」を突き詰めていくのに全力を注ぐしかない。リボルバー撃ちまくっていかねば。


Love-tuneの子たちは「Love-tuneらしさ」を出していきたいということをよく言葉にしていて、売りにしているダンス×バンドというスタイルももちろんそうだし、ドリボでお披露目されたオリジナル曲「CALL」でもそこを重要視していることが伝わってきた。これでもかと走り回って歌いまくって最後に浮かぶシルエットのようなLove-tuneポーズはめちゃくちゃにかっこよかった。未来の声を聞いているあの子たちについていきたい、いくしかない!って思えるような素敵な曲をもらえて本当によかった。未来で呼んでるのはきっとあの子たち自身だ。

初めてもらえたオリジナル曲も、そのときのハートが散りばめられたピンク衣装も、7人ver.に増えた美勇人さんデザインの白衣装も、河合くんが提案してくれたモノトーン衣装も、今それはLove-tuneだけのものだし、これからもずっとLove-tuneのものとして残っていくという事実が「Love-tuneらしさ」を形としてもより強めていってくれるんじゃないかと思う。

 

えびの大阪公演が終わったから個々のお仕事に取り組んだり学校に行ってる子は通学したりそういう生活になっていくわけだけど、早いうちに関係性の基盤をしっかり固められたからこそ快く各々のことを送り出せる気がしていて、時期的に忙しくても現場続きで良かったなぁ恵まれていたなぁと今ふと振り返ってぼんやり思う。しかも個人の仕事によって「Love-tuneらしさ」にはさらに磨きがかかるんだろうから、12月にまたLove-tuneの現場があるのが今から楽しみで仕方ない。


これからひとりで外部の舞台へ向かう安井くんが「ちゃんと持って帰ってくるから、待っててね」とLove-tuneのメンバーに経験したものを還元することをさらっと約束していたのも、他のメンバーの子たちも当たり前に同じようにして持って帰ってくるよって顔をしてたのにもぐっときた。個人仕事が多くて「爪跡残していこうぜ」が合言葉なメンバーが外で強くなるたびLove-tuneへいろんなものを持ち帰ってきてくれたら、Love-tuneはどんどん大きくなっていけると思う。


これはわたしの勝手な願望なんだけど、Love-tuneのことを誰よりも愛しているのはLove-tuneのメンバーであってほしい。


そしてLove-tuneのメンバーを好きだと思うことや一緒にいて楽しいと思う気持ちが根底にあるとさらに良いなと思えるから、安井くんが「この半年、楽しかった!」と言っていて、そう思えるユニットに入ることができてそれを言葉にできる状況にいられて、そのすべてに良かったねと心から思う。
楽しかった!って言う安井くんの表情は生き生きしていて目もキラキラさせてたんじゃないかな。

安井くんの「今年はすっごい楽しい年ですね!」を本当の意味で言葉通りにできるように12月の最後まで、そして決まってるお仕事の範囲で言うなら1月の最後まで、楽しいものにしていけるといい。

すでにお稽古や本番が始まってるひとも多いけど、それらの経験がみんなみんな大切な宝物のひとつになりますように。そしてたくさんのものを持って帰って来てLove-tuneを大きくしていってください。Love-tuneを誰よりもたくさん愛してください。